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なぜか出版社を移り(圧力か?)、タブーの好きな宝島社からの発行となっています。個人的には、光文社ペーパーバックスの煩わしい英語混じり「4重表記」が無くなって良かったと思っています(笑)。私が読んだのは「増補・改訂」される前のヴァージョンなのですが、残念だったのは、想像していたよりも行間が空いていて本の厚みがなかったことです。従って、上げ底的な感は否めませんが、なかなか刺激的なことが色々と書かれているので、ぜひ読んで欲しい一冊です。
さて、これは気味悪いジョークに聞こえるかもしれないが、本当だから敢えて言おう、日本で最も信頼できるニュース・ソースは、右翼の街宣車からの放送だ。信頼の序列で、次に来るのが雑誌やタブロイド版夕刊紙、最大のうそつきは、メディアの本流を行く大新聞だ。日本メディアの窮屈な規制を受けない外人記者にとって、街宣車の放送こそ、その気になって耳を傾ければスクープ情報がいっぱいだ。
While this may sound like a grim joke, the truth is that the most reliable news source in Japan is the broadcasts on right wing sound trucks, these are followed in reliability by magazines and tabloids while the biggest liars of all are the mainstream newspapers. There is many a scoop to be had for the taking by any non-taboo constrained foreign reporter willing to listen to those sound trucks.
小泉の祖父も政治家だった。全身に刺青があり、議事堂の中でもそれを皆に見せていたことは有名だ。刺青こそ、日本でヤクザ同士をつなぐ熱い契りである。「申し上げることはありません」。私が取材を申し込んだ時の小泉事務所広報の返事だった。
Koizumi's grandfather, also a politician, was famous for sporting a full-body tattoo and showing it in Parliament. Tattoo are widely associated with membership in yakuza gangs in Japan.
"We have no comment to make," was all a spokesperson for Prime Minister Koizumi's office would say.
恐らく、この本に書かれているタブーの数々は、出版社系週刊誌などでは危険を省みずに日常茶飯事のように書かれていることなのかもしれないが、問題は、様々な利権や圧力なんかが絡んできて、大手新聞社や報道機関が知っていて報道しない、あるいは自分たち会社組織の都合のいいように報道することだと思います。『放送禁止歌』 森達也(著), デーブ・スペクター(監修)の一文を引用するまでもなく、ジャーナリズムの現場にいる人間は、本来、血だらけになってもやるものですよ。それがジャーナリズムという仕事なんですから。それを「知っていても書かない」というのは、この本の中で著者が言っているように、まさに「正義は何処にあるんだ!」と声を大にして言いたいですね。
しかし、平沢勝栄先生のネタには笑っちゃったな。さすが元警察官僚だけあって、パチスロメーカーと癒着があるんですか? 思わず本人が公衆電話から無言電話をかけている姿を想像してしまいました(笑)。あと、著者が「ここがヘンだよ日本人」で煽り役をやっていたケビン・クローンと繋がりがあったとは知りませんでした。外人コミュニティは狭いですね。稲川素子事務所へ入ってヘンなガイジン役を演じなくて良かったですね(苦笑)。
P.S. 改訂版を見てみたのですが、改訂前と変わった点は、まずペーパーバックじゃなくなったということ。次に「改訂版付録」として、Skrewdriverマンセーの某クソバカ放送作家にとっては死活問題である腐った放送業界の体質改善、ライブドア・堀江社長についての考察と著者の今後についてのエッセイが付け加えられたという点でしょうか(しかし、その内容は蛇足に過ぎない)。残念だったのは、改訂前の版では巻末に著者の記事の英語ヴァージョンがいくつか掲載されていたのですが、それが削られていたところです。





